2011年12月21日水曜日

SKYMET cafe へ差し入れ頂きました♪

先日、埼玉協同病院の検査室の方から、差し入れを頂きました!!

クリスマスバージョンです(^▽^/
いつも、このブログを見て頂いていて、SKYMET cafeの存在を知ったそうです!

村上センター長へそっとお渡ししてくれたんですって!

ありがとうございます♪ (早速doctorが喜んで、つまんでました (^○^)

SKYMET cafeも本日、コーヒーメーカーが入り、充実してきました!

この窓、全面にあり、めっちゃ寒いです~
見た目も寒々しい・・・

職員がふらっと、来れるような研修センターを目指しています。

今年は、開設の年でもあり、外に打って出ることを意識しましたが、
来年は、それもしつつ、足元を固めるSKYMETの活動をご期待ください!(by村上)

2011年12月14日水曜日

秋の講演会 「肝胆膵の画像診断」

12月8日(木)18時30分から、宮谷博幸医師(自治医科大学附属さいたま医療センター消化器科講師)による、「肝・胆・膵の画像診断」講演会が46人の参加で行われました。
講師の宮谷博幸先生


『症例から学ぶ画像診断』シリーズの2回め。
今回の講師は、自治医科大学附属さいたま医療センター宮谷博幸先生。役割上、後輩医師の育成にも携わりつつ、ご自身も臨床医としての道を邁進していらっしゃることがうかがえる内容でした。

質問に答える研修医

 まず、肝・胆・膵疾患の診断プロセスにおいては、画像診断が大きな位置を占めること、目的に応じたmodalityの選択をすること、しかし1人の医師による画像診断のみでは必ずしも正しい診断に至らないケースもあり、ダブルチェックと総合的診断を重ねて治療を選択していくことの重要性を実感しました。どんなに経験を重ねても、「自分の診断が正しいとは限らない、他の医師や放射線科スタッフの眼も大切」という宮谷先生の言葉から、感染症シリーズの時もそうだったように、やはり画像診断においても専門職同士の相互理解とリスペクトに基づいた診療の連携の重要性を再認識しました。
医師を含め46人が参加


後半は高リスク患者の画像診断について、同じ臓器の他部位に病変、他臓器に病変などのpitfallに留意しながら診断していくプロセスを、レアな症例も交えながら解説していただきました。医師のみならず放射線技師など関わるコメディカルも一緒に画像診断の正しいプロセスを理解し、そのスキルアップを図っていくことで、「画像診断で命を救う」ことを目指していきましょう!         (OnDr)

今回の講演会ビデオ(DVD)も法人内で、レンタル中です。


研修医にはちょっと難しかったですけど、
なかなか出会わない症例も多く興味深い講演でした!


2011年12月7日水曜日

SKYMET主催の「臨床研修 指導医講習会」を開催しました。

厚生労働省認定の臨床研修指導医講習会を開催しました。
11月26日(土)~27日(日)に、31名に修了証が発行されました。


タスクフォースの紹介
埼玉協同病院としては3回目、SKYMETとしては初めての「臨床研修指導医講習会」。
厚生労働省から認定された講習会で、指定された講習時間と内容を実施し、修了者には厚生労働省の「修了証」が発行されます。

ミッションは「研修プログラムのプランニング」です!
ピンクのセーター、大井協同診療所所長
右、協同の研修担当医

臨床研修病院には、7年以上の臨床経験とこの「講習会」の修了者である指導医が、各研修分野と研修医の人数に対して必要数が決められます。

左に立っているお二人は協同病院の医師
この「講習会」を実施できる一般の病院は、全国でも珍しく、今回の講習会へ全国から問い合わせが寄せられました。

研修委員長(右)
皮膚科の指導医も(右から二番目)参加

今回は、埼玉協同病院の医師7名、地域医療で研修医を受け入れている大井協同診療所の所長1名が参加、また、関東近辺を中心に、遠く北海道からの参加もあり、活気ある講習会が開催されました。

『プロフェッショナリズム』
講師は東大の北村聖先生

左より麻酔科・産婦人科医師(二人は同期)
指導医ロールプレイで演技中。おおうけでした!
参加者のみなさまが、各臨床研修病院でご活躍されることを、願っています!

修了証授与

おまけ・・・
お昼のお弁当は好評でした
「いつもこんないいお弁当にして欲しい・・・」

プログラム責任者もうれしそう



村上センター長のつぶやき・・・

タスクフォースの皆様もお疲れ様でした!

「みなさん、本当に満足して帰って頂いたと思います。 大成功でしたね!(^-^)/」


2011年11月17日木曜日

秋の講演会 「胸部単純写真の診断および肺がんCT検診の現状」


SKYMET主催の「秋の講演会 症例から学ぶ画像診断」のシリーズが始まりました。

10月14日(金)のテーマは、
胸部単純写真の診断および肺がんCT検診の現状

講師は、
柿沼龍太郎医師
国立がん研究センターがん予防・検診研究センター検診開発研究部

医師23人を含む68人が参加しました。

柿沼先生の研究テーマである、肺がんCT健診についての、研究成果と現在まとめているデータの紹介がありました。年齢・性別・喫煙の有無と所見から見た予後の解析など、興味ある内容がありました。
 肺がんCT検診受診者における、5㎜以上の結節影の出現率と喫煙に関する研究が報告されました。データの解析によって出されたこの値を、どのように考察していくか今後の課題であるとのことでした。
 胸部単純写真を読影するときの注意やアドバイスを、Web上のツールを使って説明していただきました。研修医の先生が実際に操作しながら、アドバイスをいただきました。また、見落としやすい部位やその背景についても、3D画像を示しながら解説していただきました。参加者からは、この読影のポイントに話をもっと聞きたかったという感想が出されました。

 ちなみに柿沼先生は、埼玉協同病院の開設期に在職されていた先生で、懐かしさに先生の顔を見に来た職員もいました。
 今後の「講演会」は、実践的内容に趣を置いた内容にしていきたいと思います。次回以降もぜひご参加ください。



次回:
2011年12月8日(木)18302030
「肝、胆、膵の画像診断(仮称)」
講師;宮谷 博幸先生 自治医科大学附属さいたま医療センター 消化器科講師、医長

2011年10月26日水曜日

SKYMET cafe

教育研修センターの開設から、半年がすぎました。

研修医たちのくつろぎの場にもなるように、ちょっとつまめるお菓子や飲み物が、今も置いてありますが、

お菓子がなくなって、補充完了したところ
この教育研修センターの広い面積を利用して、

『 SKYMET cafe 』をオープンしようと計画中です。


寒くなって来たので、暖かいコーヒーをいつでも飲めるようにしたり、

お勉強もしやすい環境に整えたり、(隣が図書室なので、環境には最適です!)

既にあるPCでインターネット文献検索を行う習慣を、身につけられるようにしていきたいと考えています。


今後、乞うご期待を!

センター長 村上

2011年9月9日金曜日

MinimumEpoc

今年から、Minimum Epocで研修評価を行うことにしました。

4~9月の総合内科の研修が終わろうとしている、このタイミングで、研修医・指導医へ使い方のレクチャーを行いました。
研修医へのレクチャー

実際に自己評価してみました。
単に、Minimum Epocを使う、というだけでなく、研修のふりかえりの質の向上も図っていくことをめざしています。

2011年8月30日火曜日

8月の研修医カンファレンス

  8月は、日本全国から27人の医学生が埼玉協同病院に見学・実習にいらっしゃいました。
 うち13人が5年生でした。まさに大学で臨床実習中の5年生ですが、大学病院とは全く異なる、急性期型の地域基幹病院の日々を目の当たりにして、驚き、たじろぎつつも、積極的に診療に参加し、より多くのことを学ぼうとする姿勢が印象的でした。
 木曜日午後の研修医カンファレンスに参加したのは5年生6人、4年生1人でしたが、感想はどうでしたか?

◆7月28日(木)Gram染色について(実習前レクチャー)

◆8月4日(木)15:30~Gram染色実習-No.1-

◆8月11日(木)14:00~Reversed-CPC 5年生5人が討論に積極的に参加してくれました。 
 10ヶ月前から寝たきりだった70歳の女性。
 3週間前から元気がなかったが、本日緊急搬送されてきた……

 という症例のデータを解析しました。
 例えば、酸素5Lで
     pH    7.511
     PaCO2 40.1
     PaO2  62.4
     BE     9.3
     HCO3-  32.0

 って、どんな病態を考えますか?

◆15:30~Gram染色実習-No.2-
 やはり脱色は加減が難しいですね。学生さん2人も加わって、りっぱな染色標本が出来ました。  あとは実践あるのみ!
 感染症診療で非常に重要な意義を持つGram染色ですが、全国の研修病院で、きちんと実習をしているところがどのくらいあるのでしょうね。

◆8月18日(木)14:00~Case conference 5年生が1人参加しました。 
 健診で貧血を指摘された63歳の女性 
 データを解析し、検査計画を立て、結果を判定する作業を通じて、
 セ・ア膜電気泳動法による蛋白分画パターンの判定
 IEPの原理、読み方

 などを習得しました。

 IEP(免疫電気泳動検査)は、M蛋白を同定するために重要な検査ですが、 自分で結果を読める医師が殆どいません。今日、カンアファレンスに参加した4人は今後、ほぼ自分で解析することが出来そうです。


◆8月25日(木)14:00~Case conference 4年生が1人参加しました。
 現在入院中の患者さんについて、検討する。

  
呼吸器の医師を呼んでレクチャー中。
  ・肺炎がきっかけで、自己免疫性肝炎、SLEと診断された患者さん
  ・重症肺炎→ARDSの患者さん、今後の治療方針は?
  ・発熱を繰り返す妊婦さん、さて、何を考える?
  ・本当にbacterial meningitisですか?

 いずれも非常に難しく、かつ興味深い症例でした。4年生にはちょっと難しいかなと思いましたが、S君は、メモを取りまくり、一生懸命考えてくれました。将来が楽しみですね。
◆Sくんの感想◆
症例を通じて感じたことは、病気というのは、必ずしも1つに定まらないということ、また、必ずしも答えが見つかるとは限らない、ということだった。イメージでは、どんな患者もある特定の疾患を抱えていて、医者は検査結果をヒントとして答えを探すというのが診断だと思っていた。しかし、人間は生き物である以上、その様なデジタルな診断などありえないことが分かった。また、どの先生もとても視野が広く、目の前の検査結果をにらんでいるだけでなく、それを手がかりに様々に知識を広げ、身体全体を見ようとしているところが印象的だった。

 7月、8月は、初期研修医採用試験、講演などが重なり、指導医村上の都合で、研修医カンファレンスはちょっと変則スケジュールでした。9月は、落ち着いて臨みたいと思ます。
指導医・教育研修センター長 村上

2011年8月25日木曜日

小児科医のつぶやき

小児科医も子育てに悩んでいる
埼玉協同病院 小児科医(指導医) 平澤 薫

先日、異物を誤飲した乳児を連れて、母親が慌てて受診してきた。兄が学校で作ったスライムを飲んだというのだが、ホウ酸を材料に使っていたらしい。調べたところ中毒・致死量には至らず、一安心。それから母親への指導を行った。乳幼児は何でも口の中に入れてしまうから、手の届くところに置かないように。
 小児科医は子ども自身を診察すると同時に、親に対して育児指導やアドバイスをすることも大事な仕事だ。離乳食の進みが悪い子には食べさせ方の工夫をアドバイス。昼夜のリズムが身につかない子には早寝早起きを指導する。子どもにどう接するか悩んでいる場合は、子どもへの関わり方をアドバイスしたりもする。以前は教科書的に言われていることをそのまま話し、できないのは親が悪いと思っていた。

しかし、自分に子どもができてから、親への接し方が変わった気がする。

2011年8月10日水曜日

女性医師の復職支援ができました

もともと、女性が働きやすい職場ですが、
子育てなどで中断した女性医師のためのプログラムを、内科の医師と共につくりました。
内科部長(女性医師)の後押しで、UPしました!

来たれ!働きたいお母さんたち!

ママさんドクター応援プログラム
http://www.skymet.jp/recruit/woman.php

院内保育所もあります。
http://kyoudou-hp.com/top-iryou/iryou06.htm

女性医師からのコメント・院内保育所も動画で紹介されています
http://www.youtube.com/user/skymet2011#p/f/5/uB3s4Jdym44

2011年8月4日木曜日

YouTubeに登録しました!

埼玉協同病院の動画が観られるようになしました。

是非、ご覧下さい!

こちらをクリック!→ http://www.youtube.com/user/skymet2011

2011年7月29日金曜日

呼吸器内科医師による胸のxpレクチャー

先日は、研修医レクチャーと採用試験が重なったため、

担当医会議で研修担当医のDr-Sが「僕が胸のレントゲンのレクチャーやりますよ。」

と名乗りをあげてくれました!急なお願いだったのですが、すぐに対応してくれて助かりました。


さて、その時の様子です。
胸XPの読影の仕方
演習してみましょう。
臨床医がめざすは、
 「X線を見ていない人にも正確に想像させる記述を行う」です。

B医師、A医師の所見を聞きながら、
胸XPを書き込み中
 まずは、役割分担。

   A医師は、 X線所見を述べます。(X線を見ながら)
   B医師は、 所見を聞いて書いてください。(X線を見ないで)
   C医師は、 その結果を講評してください。

さて、どれだけギャップがあるでしょう。。。

2011年7月25日月曜日

各部門から研修医へフィードバックするために・・・

 先日、多職種で構成されている初期研修委員会で、

「研修医の顔と名前が一致しないので、フィードバックのしようがない。」
と医師以外の職種から意見が出されました。
それによると、「気になるオーダーの出し方や指示だしをしている医師がいても、研修医なのかどうかわからないので、教えていいものかどうか迷う」ということでした。

説明を追加
 そこで、毎月月末に出している「研修ローテーションのお知らせ」に研修医の顔写真をつけることにしました。

 これでしっかり、研修医の教育をしましょう!いや、研修医でなくても、医師にしっかりフィードッバックしましょう!と意思統一しました。

2011年7月11日月曜日

②6月の研修医カンファレンス

①からの続き( →①はこちら  )
三人寄れば文殊の知恵・・・
〈第7回 6月23日〉
◆IDATEN感染症セミナー:「市中感染症診療の考え方と進め方」から
 第2章 5.感染性心内膜炎のマネジメント
◆Plenary lecture:交差適合試験・抗体スクリーニング
  不規則抗体とは何か?産生されるワケは?
  副試験陽性でも輸血したい時、どうするか?
  抗体スクリーニング血球パネルも読めるように‥なった かな?
◆Practice:輸血前検査 No.2 交差適合試験
  緊急検査室の協力のもと、交差適合試験の実技実習。

これでもう、埼玉協同病院1年目研修医は、血液型検査と交差適合試験を一人で出来るようになりました。
「血液型」と「交差適合試験」は、初期研修医が一人で行えるようになるべき検査として研修目標に挙げられています。研修病院は、みんなちゃんと実習をしているかな〜?

〈第8回 6月30日〉
◆IDATEN感染症セミナー:「市中感染症診療の考え方と進め方」から
  第2章 6.胆道系感染症のマネジメント
◆Practice:末梢血塗抹標本の読み方<正常編>
  正常の赤血球の大きさ
  白血球のおよその数
  好中球、好酸球、好塩基球、単球、リンパ球の判別
  血小板のおよその数  などが分るようになりました。

  頑張って白血球分画にtryしました。完璧です!


6月の研修医カンファレンスは実習満載、実り多き月でした。

7月は、骨髄像に挑戦。白血病をはじめとするおもな血液・造血器疾患の診断ができるようになる予定です。7月中は難しいかもしれないけれど、そろそろお待ちかね、Gram染色もやりますよ!
      

ちなみに、埼玉協同病院の血液培養は、2セット(以上)採取率が60%を越えています。これがいったいどういう意味なのか、よく分らない学生さんは、ぜひ当院に遊びに来てくださいね!結構、すごいことなんですよ。


SKYMETセンター長 村上

①6月の研修医カンファレンス

病棟業務が始まって丸一月が経過し、早くも各病棟で「必要欠くべからざる人材」になっている1年目研修医の3人です。6月は研修医カンファレンスが5回行われました。

※毎週木曜日、13時~16時SKYMETにて
行われます

 One point adviceCase study:IDATEN感染症セミナーから
第4回Vibrio vulnificus貧血を呈する疾患皮膚・軟部組織感染症のマネジメント

第5回からの4回は実習です。

 Plenary lecturePracticeIDATEN感染症セミナーから
第5回末梢血塗抹標本から分ること①末梢血塗抹標本の作り方骨・関節・軟部組織感染症のマネジメント
第6回血液型 ABO型とRh(D)型について②輸血前検査 No.1 血液型免疫不全患者の肺感染症へのアプローチ
第7回交差適合試験・抗体スクリーニング③輸血前検査 No.2 交差適合試験感染性心内膜炎のマネジメント
第8回 ④末梢血塗抹標本の読み方<正常編> 


詳細は下記をご覧下さい!
〈第4回 6月2日〉
◆One point adviceVibrio vulnificus
人喰いバクテリア」と呼ばれるものの一つ、Vibrio vulnificusについて。ところで、皆さんは「汽水域」という言葉を知っていますか?Vibrio vulnificuskey wordです。
◆IDATEN感染症セミナー:「市中感染症診療の考え方と進め方」から 
 第2章        3.皮膚・軟部組織感染症のマネジメント
◆Case study:貧血を呈する疾患
 血液一般検査を読み尽くす!
 MCHCは何を示している?RDWって?Retは奥が深い!
   鉄欠乏性貧血
   巨赤芽球性貧血
   血球貪喰症候群
   遺伝性球状赤血球症

第5回からの4回は実習です。「いつまでもいると思うな、上級医と検査技師」
基本的検査は、自分一人でも正確に実施することが出来なくてはなりません。

(実習の様子はこちらもご覧下さい♪ → 研修医のつぶやき)

〈第5回 6月9日〉
◆IDATEN感染症セミナー:「市中感染症診療の考え方と進め方」から
 第2章 4.骨・関節・軟部組織感染症のマネジメント
◆Plenary lecture:末梢血塗抹標本から分ること
 わずか1滴の血液で、何がどの程度分るのかを確認
  血球の分化と成熟について
  多能性幹細胞が末梢血の細胞になる「系統図」を作成
◆Practice:末梢血塗抹標本の作り方
 緊急検査室の協力のもと、採血、末梢血塗抹、染色を実習しました。スライドガラスと引きガラスさえあれば、どんな過酷な状況でも美しい塗抹標本を引く事が出来るようになりました。


〈第6回 6月16日〉
◆IDATEN感染症セミナー:「病院内/免疫不全関連感染症診療の考え方と進め方」から
 第3章        23.免疫不全患者の肺感染症へのアプローチ
◆Plenary lecture:血液型 ABO型とRh(D)型について
 オモテ試験 抗A血清で凝集(+) 抗B血清は凝集(-)
 ウラ試験  A型血球で凝集(=) B型血球も凝集(=)
 さて、あなたの判定は?輸血はどうする?

◆Practice:輸血前検査 No.1 血液型
 緊急検査室の協力のもと、ABO型とRh(D)型の実技実習。
 まさか、Bombay型か!?

written by Dr.murakami

②へ続く・・・ → ①の続きはこちらをクリック

2011年7月5日火曜日

村上センター長の日々

1年目研修医のレクチャーを毎週行っている、村上センター長ですが、ブログへの紹介原稿作成中です。しばしお待ち下さい。(事務局)


ここのところは、「日本臨床検査医学会」で演題を2つ発表するために、集中してこもって発表のまとめを行っていました。
日本臨床検査医学会の認定研修施設となるために・・・。

秋には学会のオンパレード。どれに参加するか悩み中・・・。

秋の学習講演会や11月の指導医講習会の内容も決まりつつあります!
毎週のSKYMET事務局会議で、時間を割いる成果が出ていますね。(センター長談)

SKYMET開設記念講演~感染症学習会③~

第3回は、感染症Emergency 
講師:松永直久先生
帝京大学医学部付属病院 感染制御部

2011年6月29日(水)18:30~20:30

 暑さが厳しい中、55人の参加者で開催されました。さいたま市立病院の研修医の先生と東葛病院付属診療所の所長先生と研修医の先生の参加がありました。



 今回の講師は、帝京大学医学部附属病院感染制御部の松永直久先生。レクチャーの冒頭で、先生自身の働き方がガラッと変化したという、昨年の多剤耐性アシネトバクター・バウマニによる病院内アウトブレイク報道の話がありました。
病院それ自体は感染症の温床であり、医療関連感染防止はすべての医療従事者にとってつねに最重要の課題の一つであり続けています。医療行為には必ず内在する感染リスクがあり、日常的なケアのどこかに些細な破綻があっただけでも重大な結果をもたらしてしまうのです。松永先生の話からも「感染対策として当たり前(標準予防策)のことを当たり前に実行する」ことの難しさと重要性を再認識しました。
研修医に質問です!
 タイトルは“感染症Emergency
診断の軸は、1・2回目でも学習した通り、Where?(感染部位)とWhat?(起因微生物)であること。そして治療は、感染部位・微生物・抗菌薬の三角形で考えていくこと。
なぜEmergencyかというポイントは①時間 ②重症度 ③部位の3つであること。
後半は、前半のレクチャーを裏付けるような、示唆にとんだ症例をたくさん提示していただき、参加者も明日からの実践につなげるヒントを得られたと思います。
参加者は55名
(ONDR)

2011年6月22日水曜日

SKYMET、企画準備中・・・

2011年6月29日(水)の記念講演の感染症③の追加おしらせです。

タイトルは「 感染症 Emergency 」。それだけではわかりにくいので、サブタイトルをつけました。
感染症診療の3大禁忌
・感染症の見逃し・治療開始の遅れ・抗生剤選択の間違い
をしないために

長いですが。。。

講師:松永直久先生

帝京大学医学部附属病院 感染制御部、
IDATEN(日本感染症教育研究会)世話人

お楽しみに!
18:30~ ふれあい会館( 埼玉協同病院 敷地内建物 )

いよいよ感染症シリーズ最後の講演となります。

秋には、画像診断シリーズ( 頭・胸・腹の3回 )を予定。
新春企画としては、感染症シリーズ・画像診断シリーズの総復習として、
埼玉協同病院版「 ドクターG 」を企画準備中・・・!

また現在、秋に向けて、「指導医講習会」も企画準備をしています。

SKYMETの新たな挑戦に乞うご期待・・・・!!

2011年6月9日木曜日

6月:研修医のためのレクチャー(各科レクチャー)

緊急エコーのとり方①6月7日火曜日16:00~17:00
カルテの記載  Dr-S6月8日水曜日 13:00~14:00
緊急エコーのとり方②6月8日水曜日 16:00~17:00
 村上レクチャー6月9日木曜日 13:00~16:00
緊急エコーのとり方③6月10日金曜日16:00~17:00
処方の出し方6月14日火曜日13:00~13:30
検査オーダーの出し方①6月15日水曜日13:00~14:00
 村上レクチャー6月16日木曜日 13:00~16:00
検査オーダーの出し方②6月22日水曜日 13:00~14:00
 村上レクチャー6月23日木曜日 13:00~16:00

※ この他、6月からMDL読影も開始しますので、外科医師のレクチャーを予定しています。